アイコンとか、どうしてます?
‘07-04-15
今回はプログラミングを離れて、グラフィックがらみの話。というか、グチに近い(笑)。アイコンなどのグラフィックもアプリの重要な要素であることは言うまでもないが、OS Xの画面上でそれなりにマッチするグラフィックを作るのは大変。システムについてくるアイコンなどは見れば見るほど溜息がでる。「こんなの自分には作れない」と。
グラフィックの難しさには2段階あると思う。最初はアイディアの段階。例えばアイコンだったらDockに入ったときのように、小さくなっても識別可能なデザインで、なおかつ他のものと区別が容易なものが好ましいのだが、これが難しい。しばしば思考停止状態に陥る。どうにもならないので、ありがちなものでお茶を濁す結果となる。
次は実際にグラフィックを作る段階。個人でPhotoshopを持っている人は少ないだろう。私はPhotoshop Elements 3.0でなんとか凌いでいる。複雑なものは作らないし、作れないので、これぐらいの機能で足りる。しかし、よく落ちるのは頭が痛い。特にクリップボードに何か入っていると、よく落ちるような気がする。Gimpもインストールしてあるのだが、プリセットで入っているパターンの作りが粗かったりして、イマイチ使う気にならない。歯車のアイコンを作ったときは、これはパスを使った方が楽そうだということでGimpを試したのだが、プラグインのベクトルエディターが使えず、結局またElementsで作ってしまった。我流なのだが、こういう機械的なものを作るときは、補助線を作ることで対応している。下図は実際に使ったもの。

製図ではないので精密さはあまり必要ないが、ざっくりやると誤差が重なってきそうなので、ルーラーを表示して中心点などは出来るだけ合わせるようにしている。基本は必要なパーツを補助線を頼りに作り、90 °分作ったら回転させるという単調な作業の繰り返しである。形状ができたらエフェクトやフィルターを使って金属的なものにし、最後に中心部分をくり抜く。そうして出来たものがこれ。

これを縮小してLaunchBoxのツールバーにしたのだが、実はまだ仕上がってはいない。色味の調整がまだなのだ。グレイの背景にこれでは目立たないので調整する必要がある。 ツールバーのようにアイコンを並べる場合、物理的な大きさを揃えても、形状や色によって感覚的には大きさが違って見えたりするので、また調整が必要。例えば、膨張色と呼ばれるものはやっぱり大きく見えるので、少し小さめにするとバランスがとれる。
私は最終形が32×32ドット程度のものでも、256×256くらいで作ってから縮小して使うことが多い。このくらいのサイズの方が画面上で作業がし易いのと、縮小することで アラが目立たなくなることを期待しているから。ただ、場合によっては最終形のドット数で最初から作ってしまった方がよいこともある。例えばiMacのリンゴマークのように細かい形状は縮小するとイメージ通りににはなってくれないので、ドット単位で編集する必要がある。
AppleのUIガイドラインを読むと、グラフィックはすごく大事だからプロに頼め、みたいなことが書いてあるが、個人ではまず無理だ。まわりにグラフィックが出来る人がいるというのは滅多にないだろうし、例えいたとしても、メシをおごるくらいでやってくれるようなケースは少ないだろう。フリーで使える素材をネットで探してみるが、よさげなものは利用規定が厳しくてアプリに添付するようなことが出来ない。グラフィックが大事だというのなら、せめてたたき台になるような素材をAppleが提供してくれてもいいんじゃないのろうか?似たり寄ったりのものが沢山出てきてしまう可能性はあるけれど、無いよりはいいんじゃないですかね。