Apple Soul
2011-10-24 &ensp 投稿者: kseki &ensp
今日S.Jobsの評伝が発売になったのだが、自分は原書で読もうと思う。紙か電子版にするかまだ迷っている。iPadの小型版(iPod touchがでかくなってもいい)かKindle Fireが日本でも買えれば電子版で決まりなんですけどね。
Jobsが亡くなってからもう二十日近くになるが、時間が経つにつれ失ったものの重みが増してきているような気がする。MacやiPhoneを作ったデザイナーや技術者を失ったわけではない。Jobsを100%支持していた訳でもない。それなのにこの喪失感は何なのだろう。Jobsという人が希有な存在だったことは間違いない。彼のような人物が今後現れるのか心許ないことも確かだ。
コンピューターという無機質な機械を、ソフトウェアとビジュアル、マウスやマルチタッチといったUIを駆使することで有機的なものにまで高められることを実証してみせたのがJobsの最大の功績だったような気がする。そしてそれが多くの人を惹きつけることをも証明した。文房具でも何でも、作り手がしっかり練って作った製品には、概観や機能以上の「何か」を感じることがある。こういうとき日本では「魂が入ってる」というのだろう。Windowsはこのあたりのことを真似ることが出来なかった、あるいは真似ようともしなかったわけだけど、この違いはとても大きい気がする。作り手の資質と意志に思い切り依存してしまうからだ。たぶん多くの人は仕事で使うときはそんなの関係ないよと今でも言うだろう。でも本当にそうなのだろうか?Human factorを考慮しいる環境とそうでないものとでは、ストレスや効率などで違いが出てくるのでないか。私のようにWindowsの画面を見ただけでストレスを感じてしまう人は少ないだろうが。
Jobsの魂はこれからもAppleの製品に宿るだろう。実際これから数年はJobsの遺産ともいうべき製品で占められそうな気配だ。それでもいつかはJobsを超えて欲しいと思う。おそらくJobsの存在はいつまでも製品作りに影響を与えるだろうが、一人の人間には限界があるのも事実。その限界を乗り越え、新しい境地をいつの日か見せて欲しい。
コメントの書き込み
You must be logged in to post a comment.