ローカル環境で動かす (2)
2007-04-21 &ensp 投稿者: kseki &ensp
今回はMac上でWordPressを動かすために必要なソフトのインストールや設定。OSやソフトのバージョンによっては、手順が多少異なるかもしれない。
Apacheの設定
Apacheなんてソフト、Macに入ってたっけ?という人のために解説しておくと、システム環境設定の「共有」 項目に「パーソナルWeb共有」というサービスがあると思う。この機能を実現しているのがApacheで、実際のプログラムはhttpdという名前。
以下の作業には、システム管理者の権限があるアカウントで作業する必要がある。
まずはFinderで/etc/httpdへ移動する(移動メニューの”フォルダへ移動…”を使う)。そこにhttpd.confというファイルがあるので、バックアップのためにどこか適当な所へコピーしておく。CotEditorなどでファイルを開き、以下のような行の先頭にある#を削除する(”php4″で検索すると見つけやすい)。
#LoadModule php4_module libexec/httpd/libphp4.so #AddModule mod_php4.c
行数でいうと、240行目と284行目なのだが環境によっては違うかもしれない。
次は以下のような行にある”None”を”All”に変更する。カッコ内は行番号だが、参考程度ということで。
(375~378)
<Directory /> Options FollowSymLinks AllowOverride None </Directory>
(402~406)
# This controls which options the .htaccess files in directories can # override. Can also be "All", or any combination of "Options", "FileInfo", # "AuthConfig", and "Limit" # AllowOverride None
最初の変更はしなくてもよいのかもしれないが、試してはいない。上記の変更をしておかないとWordPressのパーマリンクが機能しない。
最後はファイルの保存。CotEditorだと管理者のパスワードを聞いてくるはず。
PHPの設定
MySQL 4.1を使うと、ソケット(プログラム間通信用の経路みたいなもの)のファイル名がPHP側と食い違っているので、このままだとWordPressが全く使えない。PHP側で合わせた方が簡単なようなので、その際の手順を書く。
Finderで/etcへ移動し、エディターで”php.ini.default”というファイルを開く。661行目を以下のように変更する。
mysql.default_socket = /tmp/mysql.sock
ファイル保存時は必ず”php.ini”という別名で/etcにセーブしておく。
ここまでの作業が終わったらMacを再起動する(これが一番手っ取り早いだろう)。
MySQL
まずはMySQLをインストール。ダウンロードしたディスクイメージにはインストーラー入っている(Intel Mac用ならmysql-standard-4.1.22-apple-darwin8.5.1-i686.pkg)ので、これを起動してインストールする。後は画面に従って進んでいけばいいだけなので、特に問題はないだろう。次に”MySQL.prefPane”をダブルクリックすると、システム環境設定でMySQLの起動/停止が行えるようになる。
phpMyAdmin
ファイルを解凍して出来たディレクトリー(phpMyAdmin-2.10.0.2-all-languages)の名前を”phpMyAdmin”に変更し、/ライブラリ/WebServer/Dcoumentsへ移動する。これだけで終わり。
起動と追加設定
ここで動作確認をしてみる。先ほどの/ライブラリ/WebServer/Dcoumentsにエディターで
<?php phpinfo(); ?>
という内容のファイルを作る。改行コードはLFにし、名前はinfo.phpなどとする。 システム環境設定でパーソナルWeb共有をオンにし、ブラウザーで”http://localhost/info.php”にアクセスする。エラーがでることなく、PHPの設定情報が表示されれば、ApacheとPHPはOKと考えていいだろう。
次にMySQLを起動する。 システム環境設定にMySQLという項目が追加されている筈である。ここをクリックして出てきた画面で、”Start MySQL Server”ボタンを押す。それからターミナルを起動し、以下のコマンドを実行する。
cd /usr/local/mysqlsudo ./bin/mysqladmin -u root password 'xxxx'
ここでxxxxは自分の好きなパスワードを指定しておく。
これでMySQLの準備は整った。ブラウザーでhttp://localhost/phpMyAdminにアクセスすると、phpMyAdminのエラーメッセージが表示される。この画面にセットアップスクリプトのリンクがあるので、これをクリックする。すると”phpMyAdmin 2.10.0.2 setup”という画面になる。サーバー欄のAddボタンをクリックする。
表示された画面で、Password for config auth欄に先程のパスワードを入力し、Actions欄にあるAddボタンをクリック。画面がアップデートされ、Serverが追加されたことが確認できる。Configuration欄のDownloadボタンをクリックすると、config.inc.phpというファイルがダウンロードされる。これをphpMyAdminディレクトリーに移す。ここにあるconfig.sample.inc.phpというファイルを元に、自分で編集してもよい。ファイルが用意できたら、いったんMySQLを停止させ、また起動する。再度ブラウザーでhttp://localhost/phpMyAdminにアクセスすると、今度はphpMyAdminの管理画面になる筈だ。
次にWordPress用のデータベースを作る。この画面で”新規データベースを作成する”の欄にwordpressと入力し、作成ボタンを押す。
以上でWordPressをインストールするための準備は整った。